2009年9月18日 (金)

何で財政政策や制度改正ばかりなのだろう。

民主党が勝利し、鳩山内閣がスタートした。テレビは民主党のマニフェストがどのように実現されるかに興味を持って取り上げている。
現在のデフレの原因の一つと思われる紙幣発行高の減少について触れることはない。デフレの対策として、紙幣を印刷し、紙幣発行高を調整しながらインフレを誘導することは必要不可欠と思われるのに、全くそのことについては誰も触れない。
今日の日銀総裁の発表も、無担保コールレートの調整のみの物。ここ数年間で日本の紙幣発行残高は減少し続けている。実質敵に貨幣価値が上がり続けていて、デフレの要因になっている。
紙幣は経済においては血液である。人の血液が少なくなれば、流れる量が少なくなり、死に至る。経済においては紙幣が少なくなって流通しなくなれば、経済が破綻する。
様々な財政政策を計画し実施しても、血液となる紙幣がなければ企業は政策が意図するような行動をすることができない。
日銀は決して紙幣を増刷することはないだろう。そうなれば、政府が政府紙幣を発行するという行動に出るべきだ。毎年の国債の返済に充てるお金を、国民からの税金で支払うのではなく、政府紙幣を刷って支払うくらいの荒療治が今の日本には必要なはずだ。
デフレからインフレのサイクルにギアチェンジさせた後に、財政政策や様々な制度改正をしないと何も効果を出さないだろう。

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2009年3月 3日 (火)

日経新聞は財務省の御用新聞?

今日(2009/3/3)の日経新聞の「経済教室」に唖然とする提言が述べられていた。
簡単に言うと、一般国民の抱えている預貯金を引き出すために、課税によってマイナス金利政策をとれという物。名目金利が引き下げられなくなっているから、紙幣の使用期限を定め、使用期限を過ぎたら課税することで、実質金利がマイナスになるから人々は貯金からお金を引き出し、使い始めるだろうという。なんと浅はかな提言であろうか。
同じマイナス金利政策をするのであれば、インフレターゲットを設定し、ハイパワードマネーを調整することで緩やかなインフレ状態を作る方がより効果的である。
国民に税金という鞭で貯金をはき出させるより、緩やかなインフレ状態をつくり、実質金利をマイナスにすることで、起業したり、投資をしやすい環境をつくり、本質的な経済成長をさせることで税収をアップさせることの方が行うべき対策であろう。
国民から税金をとって財務省にお金を集めていったいどうするのか。財務省の権限を強化して良いことはほとんど無い。
デフレの現在、実質金利が2.3前後となっている。この実質金利を引き下げるために課税するという考え方は間違っているだろう。日本経済研究センターはいったい何を考えているのか。理解に苦しむ。

実質金利 = 名目金利 - 実質の消費者物価指数(コアコアCPI-1)
2.3 = 0 - ((98.7-100) - 1)

消費者物価指数速報

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2009年2月23日 (月)

金融政策にも目を向けよう。

最近、巷を席巻している経済政策は「財政政策」が中心。「財政政策」否定するつもりはないが、もう一つの「金融政策」にも目を向けるべき。「財政政策」と「金融政策」は車の両輪のような関係。片方だけでは何かがおかしくなる。
現在の第14代FRB議長であるベン・バーナンキのもとで学んでいた高橋氏の金融政策の著書は一読して損はないと思う。
「日本は財政危機ではない」は新たな気づきを与えてくれる。現在の日本における景気悪化の原因が、一般的に言われている昨年のリーマンショックではなく、その前の日本における金融政策の失敗であるとしている。
これらの本は著者が誰にでもわかるように書いたと言ってはいるが、ある程度の経済に関する基礎知識は必要であると感じた。でも、是非多くの人に読んでもらい、金融政策に対しても目を向けてもらいたいと思う。

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2008年9月 1日 (月)

日本の首相

福田首相が辞任を表明した。
「臨時国会前に内閣として決めるべきことは決めた」
「新たな布陣で今回決めたことを実行するのが望ましい」
こんなところだろうか・・・。
支持率が低迷してきている内閣より、新たな内閣のほうが、多少なりとも支持率が上がるから国会運営もスムーズになることを期待しているのだろうか。

日本の首相は、間接選挙で選ばれているため、国民によって任命されているという意識が低いのだろう。アメリカの大統領のように直接選挙で選出される首相であればもう少し責任感の持ち方が変わるのだろうか。

さまざまな国民の意見がニュースで流れている。とても人事のような発言が多い。間接選挙で決まっている首相であるため、国民にも自分自身で選出した首相であるという認識が薄くなりがちである。この間接選挙という制度は、国民と政治の乖離を進めてきたのではないだろうか。

よく考えると、首相の任命は「天皇」が最終的に行っている。「親任式(内閣総理大臣任命式)」は儀式とはいえ、この儀式を行わないと「首相」にはなれない。日本を最終的に支えているのは「天皇」ということかな。

日本の首相っていったい何なんだろうと考えてしまった。

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2008年2月14日 (木)

「電子マネー」ナナコカード

電子マネーのひとつであるナナコカードを使い始めて数ヶ月がたった。東京であれば何処でも何らかの電子マネーが使えるのですが、私が住んでいる長野県という場所は、セブンイレブンがナナコカードをスタートさせるまで、電子マネーが使える場所が少なくて、不便さを感じていた。DoCoMoで一番最初にフェリカがついたSH901icを以前使用していたが、長野県では使えるところがなく、一度だけ東京で使ってそのままだった。通勤の途中にあるコンビにでよく使うのがセブンイレブンだったので、ナナコカードができるまでは電子マネーは使えなかった。
この手の小額電子マネーのメリットは、チャージしたお金で買い物をするとおつりの手間もないし、小銭が少なくてすむのがいい。
セブンイレブンの立場からすると、顧客の固定化、前受金によるキャッシュフローの改善、新たなプロモーションのツールの確立というような効果をもたらす。一番は小売店業務で、一般の顧客から前受け金を受け取れることであろう。かつて一世を風靡したテレホンカードの電子マネー版である。これはナナコカードの大きな特徴であろう。この特徴を持ったカードとしてスイカがあるが、このカードは利用範囲の拡大とともに次第にエディカードのようになってきている。汎用性を持ったカードと特定小売店に特化したカード。どちらが生き残るかはわからないが、セブンイレブンだからできたナナコカードといえるだろう。
東京に住んでいたらいろいろな電子マネーを使い分けて生活するということもあるのでしょうね。長野がそのような状況になるのはいつのことでしょうか。小売店と利用者どちらにもメリットがある電子マネーのシステムだから、これからの社会の重要な貨幣になることは間違いない。貝や石が貨幣であった時代から電子化された形のない数字が貨幣の価値を持つ現在。新たな時代を感じる。

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